自分をよく見せるための嘘
私が気づいていなかっただけで、奴は、たくさんの嘘をついていたと思います。あれっ?と思った事例をいくつか、、、
その①
奴は、幼稚園で英語を教える仕事をしていたのですが、ある日、「今日、3人の幼児のお母さんに付き合ってと言われた」と、嬉しそうに言ってきました。奴曰く、それぞれ、シングルマザーさんだったそうですが、そんな事って、あるでしょうか?百歩譲って、お一人なならともかく、同じ日に、3人も。。。我が子に英語を教えてくれている先生に、「付き合って下さい」なんていうママさんが一日に3人。普通考えたら、有り得ませんよね?
その時の私は、、、その、しょうもない嘘を、信じました。なぜなら、そんなしょうもない嘘をつく意味などないと思うから。けど、奴らは、そんなしょうもない嘘をつきたがるんです。「自分はモテる」とでも、言いたかったのでしょうか?
その②
「僕は歌手だった。黙っててごめん。」
???
教会などで、大勢の前で、歌っていたそうです。日本じゃないから、そおいう機会があっても不思議じゃないけど、、、
ちょいと待て。奴が日本に来たのは、軍人として。てことは、リタイアしてから、歌っていたのか?
けど、、、奴は〝音痴〟です。
馬鹿にする訳ではなく、本人曰く、戦闘機の爆音を聞いていたから、鼓膜が破れ、聴き取りにくいんだとか。。。だから、音楽を聴くのが好きだったし、よく口ずさんではいましたが、かなり音が外れていました。人前で歌うと、恥ずかしいのではないかというくらい、、、
だけど、「歌手」だったそうです。
おかしいな?と思いながらも、疑わず信じる私。。。わざわざ、そんな嘘をついてくるなんて、有り得ないと思うからです。
他にも、「こんな凄い仕事のオファーがあった」とか言いながら、いつの間にかそんな話はなくなっていたとか、、、
嘘をついて自分をよく見せても、虚しいだけなのに、しかも、そんな嘘、すぐにバレるのに、、、それでもつきたくなるのが、奴らの特徴なのかな?
おかしい事は、おかしい!と、きちんと判断できる自分でいなくては!
「嘘をつくはずない」という理由で、こんなバカバカしいこと、全て信じていた自分が、本当に悔しいです。